これまで、当院で扱っている表面麻酔について

たびたびご紹介してきましたが、

いわゆる“注射の麻酔薬”も1種類だけではないんです♪

こちらが当院で扱っている麻酔薬です。

上がキシロカイン、下がスキャンドネストというお薬。

どちらも浸潤麻酔、伝達麻酔に使用しますが、

通常の虫歯治療などで使用しているのは、キシロカインの方です。

キシロカインには、

リドカイン（＝麻酔剤）とエピネフリン（＝アドレナリン:血管収縮剤）

が含まれています。

エピネフリンの作用にも助けられ、

局所的な麻酔効果（しびれさせる効果）が長く続きます。

一方スキャンドネストは、

メピバカインという麻酔剤が主な原料になっていて、

血管収縮剤やパラベン等の添加物が含まれていません。

持続効果は、キシロカインの半分の時間と言われています。

ちなみに、循環器系疾患をお持ちの方は、

エピネフリン（＝アドレナリン）が体に負担をかけてしまうこともあるので、

当院では、このスキャンドネストを使用することが多いです。

（誤使用を防ぐため、キシロカインとは違った配色になっているんですよ！）

麻酔薬1つお薬なので、その方その方に合った投薬を心掛けています。

何か持病や疾患をお持ちの方は、

歯医者さんの問診票にも記載して頂けるととても有難いです！

治療の際に不安なこと、体のこと、

「歯医者さんだし…」と思わず、何でもご相談くださいね♪

等々力 歯医者【デンタルオフィス等々力】夜9時まで診療の歯科

日付： 2015年9月23日  カテゴリ：未分類, 歯の痛み, 痛みを減らす, 虫歯

歯医者さんでの治療を受ける時、

気になるのは『麻酔って痛くないの？』ということではないでしょうか？

ただでさえ歯が痛くて来ているのに、麻酔まで痛いとなると、

“歯医者さん＝怖い”というイメージが拭えなくなってしまいます。

それは、「患者さんの痛みを少しでも早くとってあげたい！」と思っている

ドクターにとって、とても悲しいことなのです…。

そこで、当院デンタルオフィス等々力では、

“痛みの少ない治療”をコンセプトに診療に取り組んでいます。

これまで、ペンレステープやシリジェット等をブログでご紹介してきましたが、

今回新たに仲間入りした表面麻酔をご紹介します！

こちらが“キシロカインゼリー”という表面麻酔です。

歯科治療だけでなく、気管内挿管など局所麻酔が必要な処置や検査等、

いろいろな場面で使用されている表面麻酔剤です。

キシロカインゼリーは、このような少し粘りのある透明なゼリー状です。

このゼリーを綿に少量つけ、治療する歯の近くの歯肉にのせます。

どのくらいの時間で効果が表れるか、ストップウォッチで計ってみると…？

個人差はありますが、私の場合は約3分でしっかりと痺れてきました！

ゼリー状なので、粘膜への浸透も早いようですね♪

ペンレステープは貼付部分だけが痺れますが、

キシロカインゼリーは、唾液に流されると喉の辺りまで痺れる事も！

喉まで痺れても体に問題はありませんが、

飲み込む力（＝嚥下力）が低下し、むせやすくなることが稀にあります。

それだけ効果が高い表面麻酔剤ですので、

使用する量をドクターはしっかり見極めて調整しています！

歯医者さんで使う器具や薬品も、日々成長しています。

歯に違和感があるけど、何となく我慢されているという方は、

1度デンタルオフィス等々力にご相談ください♪

等々力 歯医者【デンタルオフィス等々力】夜9時まで診療の歯科

日付： 2015年9月3日  カテゴリ：未分類, 歯の痛み, 痛みを減らす

ペンレステープ・シリジェットと、表面麻酔をご紹介してきましたが、

むし歯治療のためには、歯肉の表面だけではなく、

歯の根まで麻酔が効いてこなくては、しみて痛みを感じてしまいます。

そこで登場するのが、皆さんが敬遠しがち…な注射の麻酔です。

こちらが当院の注射麻酔です。

（いわゆる注射なので、見たことのある方も多いと思います）

使い方は言わずもがな、ですが、痛みを少なくするため・患者様の体調を知るため等、

少し工夫をしています。

小さく見える麻酔のお薬ですが、１本を一気に注入してしまうと、

お薬が入ってくる感覚を、体が“痛み”として捉えてしまうことも。

そうなると、せっかくの表面麻酔も台無しになってしまいます。

このようにお薬を少しずつ（１本を３回に分ける等）注入することで、

痛みを少なく、かつ、体にも優しい量で麻酔を効かせるようにしております。

これまで「注射麻酔で辛い思いをした…」

そんな患者様も安心して麻酔を受けて頂けたらと思い、

デンタルオフィス等々力で初めて麻酔を受けられる患者様には、

必ず麻酔のご説明をさせて頂いておりますので、

不安なこと等ございましたら、スタッフまでお気軽にご相談ください！

等々力 歯医者【デンタルオフィス等々力】夜9時まで診療の歯科

日付： 2015年3月18日  カテゴリ：未分類, 痛みを減らす

ペンレステープという表面麻酔に続き、

今回は、表面麻酔の「シリジェット」についてのお話です。

数年前までは馴染みのない器具でしたが、

今では“針のない麻酔の器具”等でネット検索して頂いても出てくるくらい、

少しずつ認知されるようになったシリジェット。

とはいっても、まだまだ取り扱っている歯科医院は少ない器具です。

この器具は、割とドッシリとしたサイズ感なので、一見怖く感じるかも知れませんが、

麻酔の針刺しの痛みを和らげてくれる、頼もしい存在です。

上記にも書いた通り、針を使うことなく、

霧状にした麻酔のお薬を噴射させて歯肉の表面へ届けてくれます。

イメージとしては、水鉄砲のような感じです。

パチン！という音と、歯肉にお薬が当たる感じにビクッ！とされる方もいらっしゃいますが、

慣れる方がほとんどです。

（ちなみに私も治療で使って頂いた際は、ビクッ！となりました…。）

下の写真は、実際にお薬を噴射させているところです。

デンタルオフィス等々力では、少しでも快適に治療を受けて頂きたく思い、

このシリジェットを常備しております。

このブログで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、

診療の際にスタッフまでご遠慮なくお声掛けくださいね！

等々力 歯医者【デンタルオフィス等々力】夜9時まで診療の歯科

日付： 2015年3月11日  カテゴリ：未分類, 痛みを減らす

“痛みの少ない治療”を提供している当院ですが、

今回は、表面麻酔の「ペンレステープ」についてのお話です。

歯科の領域だけでなく、様々な病院で使用されている、局所麻酔作用のあるテープです。

実物は、セロハンテープよりも少し薄めのテープ。

お口の中で使うときは、写真のように小さくカットして使用しています。

肩こりや筋肉痛で、湿布を使った経験のある方もいらっしゃると思いますが、

ペンレステープの効果のイメージは、そんな湿布に近いかも知れません。

口腔内で使いやすいように小さくカットしたペンレステープを、

注射の麻酔をする部分に貼って3～5分。

（効いてくるまでは緊張をとることも兼ねて、リラックスしてくださいね！）

湿布のように少し時間をかけてですが、じわじわと歯肉の表面に麻酔を効かせてくれる、

そんな頼もしい存在です。

デンタルオフィス等々力では、このペンレステープを常備しています。

見てみたい！と思われた患者様、どうぞ遠慮なくスタッフまでお声掛けください。

等々力 歯医者【デンタルオフィス等々力】夜9時まで診療の歯科

日付： 2015年2月25日  カテゴリ：未分類, 痛みを減らす