歯ぎしりの項目でもお話した食いしばり(=クレンチング)。
音が出ず、就寝中だけでなく、日中でも無意識にクセづいている場合があり、
歯や顎へのダメージも大きいのです。
夏に向け、冷たい飲み物や食べ物が恋しくなる暖かさになってきましたね。
「仕事もひと段落、冷たい物でも飲もうかな…あれっ?歯がしみる!」
そんな経験ありませんか?
そのしみる症状、むし歯の可能性もありますが、
食いしばりによる知覚過敏の可能性も。
実際に当院に通院されている患者様の写真をみてみましょう。
<20代・女性>
冷たい物や、歯ブラシが当たるとしみる。
この方は、グライディングとクレンチングが強いうえ、
咬み合わせのバランスが良くないことも重なり、
歯のすり減り(緑部分)と歯肉の下がり(青部分)が見られました。
現在、知覚過敏部位へのコーティングを繰り返し、様子を見て頂いています。
<30代・女性>
矯正治療が終わり、数年経ってから歯並びが悪くなってきた。
この方は数本抜歯をしたうえで矯正治療を完了させたようですが、
数年後に歯並びが乱れてきました。
日中のクレンチングにも自覚症状があること、
他にも咬み合わせや様々な影響が絡み、
食いしばる強い力によって歯が前に押し出された可能性が高いです。
現在は再矯正は考えていないとの事なので、
ハードタイプのマウスピースを就寝時と接客のない時間帯に装着して頂き、
これ以上歯が押し出されないようにコントロールして頂いています。
上記のように、歯ぎしり・食いしばりは、知覚過敏や歯並びにも影響することが。
気になる方は、1度歯医者さんに相談してみてください!
歯ぎしりや食いしばりは、学校やお仕事を一生懸命頑張っている証拠♪
でも、頑張りで歯を失うのはとても悲しいことです。
気になる方は、当院スタッフまでお気軽にご相談ください。
ぜひ一緒に大切な歯を守って行きましょう♪
等々力 歯医者【デンタルオフィス等々力】夜9時まで診療の歯科
日付: 2015年5月20日 カテゴリ:予防歯科, 未分類, 歯ぎしり