子供たちは夏休み、お仕事されている方は、
そろそろお盆休みの時期でしょうか?♪
そんな長期連休の時期に気になりやすい“親知らず”。
「生えて来たら、痛みが出たら、必ず抜歯しなきゃいけないの?」
そう思う方も多いかと思います。
結論としては、必ずしも抜歯しなければいけない訳ではないのです!
まず親知らずとは、1番大きな奥歯から奥の方に数えて3番目の歯の事。
1番奥の歯なので、見えにくく且つハブラシが届きづらい部分でもあります。
比較的骨格の小さな日本人は、親知らずが生えるスペースがないことが多く、
他の歯のように、キレイに真っ直ぐ生えるのが難しいようです。
写真のように、横向きに埋まっている親知らずがある方も
少なくはないですね。
では、抜歯を検討した方がいい場合は?
*親知らず自体のムシ歯が進行している時*
上にも書いた通りですが、親知らずは1番奥に生える歯で、
ハブラシが届きづらく、ケアが難しいのでムシ歯になりやすいのです。
且つ、お口を大きく開けづらい方の治療は、
器具が届きにくく、十分なムシ歯治療も難しい場合があります。
ムシ歯でボロボロだと、いざ抜歯しようとしても歯自体が脆くなっていて、
抜くときに時間がかかることもしばしば…。
定期的なチェックをして、状態を把握することが大事ですね。
*親知らずが原因で隣の歯をムシ歯にしてしまいそうな場合*
横向きに埋まっている親知らずが、頭の部分だけ生えてくることがあります。
そうすると、隣の歯と親知らずの間に食べかすが入り込み、残りやすく、
隣り合っている面がムシ歯になってしまうことがあります。
そのままにしておくと、親知らず共々ムシ歯が進行してしまうことになり兼ねないので、
手前の歯を守ってあげるためにも、除去を考えてあげるのも良いかも知れません。
親知らずだけではなく、歯は健康であれムシ歯であれ、
削ったり抜いたものを元に戻すことは出来ません。
焦らずに歯医者さんとよく相談し、治療に入るのがいいですね。
デンタルオフィス等々力には、最新の歯科用CTの設備がありますので、
難しい親知らずの診断も安全に行うことが出来ます。
まずはご相談から、お気軽にお越しください!